チャイルドシートは何歳まで? 法律は6歳未満、JAFは身長150cmを推奨
COLUMN / 成長と選び方

チャイルドシートは何歳まで? 法律は6歳未満、JAFは身長150cmを推奨

公開日:最終更新日:
この記事の目次
  1. 法律では、6歳未満まで
  2. JAFは、身長150cm未満での使用を推奨しています
  3. 卒業できるかどうかの見極め方
  4. 背もたれ付きか、座面だけか
  5. 参考:全国の使用率はどうなっているか
  6. 長く使える製品を選ぶという考え方

「チャイルドシートって、いつまで使うの?」

お子さまが大きくなってくると、必ず出てくる疑問です。

この問いには、法律の答えと、安全上の答えの2つがあります。両者は一致しません。

法律では、6歳未満まで

道路交通法により、6歳未満の子どもを自動車に乗せる場合、チャイルドシートの使用が義務づけられています。

逆に言えば、6歳の誕生日を迎えた時点で、法律上の義務はなくなります。

しかし、6歳になった瞬間に、大人用のシートベルトが体に合うようになるわけではありません。

法律では、6歳未満までをまとめたイメージイラスト

JAFは、身長150cm未満での使用を推奨しています

JAF(日本自動車連盟)は、6歳以上であっても、体格によっては車のシートベルトが十分な効果を発揮しない場合があるとして、身長150cm未満の子どもにはチャイルドシートまたはジュニアシートの使用を推奨しています。

身長150cmは、日本人の平均でおよそ11〜12歳ごろにあたります。法律の6歳未満と比べると、5年以上の開きがあります。

JAFは、身長150cm未満での使用を推奨していますをまとめたイメージイラスト

卒業できるかどうかの見極め方

お子さまを車の座席に直接座らせて、シートベルトを締めてみてください。次の5点を確認します。

確認すること
1 背中とお尻が、座面と背もたれにぴったり付いているか
2 膝が座面の先で自然に曲がるか(脚が前に投げ出されていないか)
3 肩ベルトが首にかからず、肩の中央を通っているか
4 腰ベルトがお腹ではなく、骨盤(脚の付け根)にかかっているか
5 この姿勢を、走行中ずっと保てるか

5つすべてを満たしていなければ、まだジュニアシートが必要です。

とくに4番目が重要です。腰ベルトがお腹にかかった状態で強い衝撃を受けると、内臓に力が集中します。ジュニアシートは、座面を高くすることでベルトを骨盤の位置に通すための道具です。

卒業できるかどうかの見極め方をまとめたイメージイラスト

背もたれ付きか、座面だけか

ジュニアシートには、背もたれのあるタイプと、座面だけのブースタータイプがあります。

背もたれのあるタイプは、肩ベルトの位置を調整でき、側面からの衝撃に対する備えもあります。座面だけのタイプは軽く安価ですが、これらの機能はありません。

R129の座面だけのブースターは、身長125cm以上が対象です。125cm未満のお子さまには、体格に合う背もたれ付きのシートを使用してください。製品ごとの対象身長・体重もあわせて確認しましょう。

背もたれ付きか、座面だけかをまとめたイメージイラスト

参考:全国の使用率はどうなっているか

JAFと警察庁が2025年に合同で実施した全国調査によると、6歳未満の子どものチャイルドシート使用率は82.4%でした。過去最高ですが、義務づけられている年齢のうち、およそ6分の1が使用していないことになります。

調査項目 結果
6歳未満の使用率 82.4%(前回比 +4.2ポイント/過去最高)
正しく取り付けられていた割合 74.8%(25.2%に何らかの問題)
正しく着座できていた割合 55.6%(44.4%に問題)

注目していただきたいのは、下の2つです。使っていても、取り付けや座り方に問題があるケースが相当数あります。

チャイルドシートは、正しく取り付けて、正しく座らせて、はじめて設計どおりに働きます。

年齢が上がるほど、使用率は下がります

同じ調査を年齢層別に見ると、傾向がはっきり分かれます。

年齢層 使用率
1歳未満 93.2%
1歳〜4歳 84.8%
5歳 66.7%

5歳になると、3人に1人が使っていません。体が大きくなり、もう大丈夫だろうと判断されるのだと思われます。

しかし警察庁の統計では、チャイルドシート不使用者の致死率は、適正に使用していた場合の約5.3倍とされています。

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html(外部サイト)

参考:全国の使用率はどうなっているかをまとめたイメージイラスト

長く使える製品を選ぶという考え方

1歳で買い替え、4歳でまた買い替え。これを避けたい場合は、対応身長の幅が広い製品を選ぶ方法があります。

RECAROのアクシオン 1は、身長100cmから150cmまで対応します。おおよそ3歳から12歳ごろまで、1台で使えます。キセノン 1は40cmから125cmまで対応し、新生児から7歳ごろまでを1台でカバーします。

買い替えの回数が減れば、そのたびに「今の体格に合っているか」を判断する負担も減ります。

長く使える製品を選ぶという考え方をまとめたイメージイラスト

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